2026年9月04日

こんにちは。
城東タイガースマイル歯科・矯正歯科 院長の永田です。
今回は、当院でもご相談の多いマウスピース矯正についてお話しします。
僕自身、これまでマウスピース矯正を数多く経験してきました。
インビザラインGoでは「Diamond Status 2022」「Platinum Elite 2023」を受賞し、さらにインビザライン治療年間500症例以上の実績を示す「Lifetime Achievement」も受賞しています。

ただ、たくさんの症例を経験してきたからこそ、これからマウスピース矯正を考えている方に知ってほしいことがあります。
それは、
「マウスピース矯正は、マウスピースそのものよりも診断と治療計画が大切」
ということです。
マウスピースを作れば歯が並ぶわけではありません
マウスピース矯正では、治療を始める前に「歯がどのように動いていくのか」をデジタル上でシミュレーションすることができます。
患者さんと一緒に画面を見ると、
「こんなにきれいになるんですね」
と言っていただくことも多いです。
もちろん、シミュレーションは非常に便利です。
ただ、ここで大切なのが、画面上で歯が動くことと、実際のお口の中で歯が動くことは同じではないということです。
歯の形や位置、噛み合わせ、歯を動かす方向などによって、実際の歯の動き方には違いがあります。
だから僕は、
「この歯は実際にこの動きをしてくれるのか?」
「このスペースの作り方で問題ないか?」
「最後にきちんと噛めるのか?」
「口元のバランスはどうなるのか?」
というところまで考えながら治療計画を立てています。
iTeroで歯並び・噛み合わせを3Dデータ化
当院では、マウスピース矯正の診断にiTero(アイテロ)口腔内スキャナーを導入しています。

お口の中をスキャンすることで、歯並びや噛み合わせをデジタルデータとして確認できます。
従来のような歯型だけではなく、3Dデータとしてお口の状態を確認できるため、患者さんにもご自身の歯並びを見ていただきながら説明することができます。
マウスピース矯正では、こうしたデジタルデータをもとに歯の移動をシミュレーションしていきます。
ただし、僕が大切にしているのは、
「シミュレーションできれいに並んだからOK」ではない
ということです。
デジタル技術は非常に便利ですが、最終的に治療計画を考えるのは歯科医師です。
デジタル技術と、これまで積み重ねてきた臨床経験。
この両方を活かして治療することが大切だと考えています。
年間500症例以上を経験して感じること
これまで多くのマウスピース矯正に携わってきましたが、当然ながら同じ歯並びの患者さんは一人もいません。
一見すると、
「前歯が少しガタガタしているだけ」
に見えても、実際に診てみると歯を並べるスペースが足りなかったり、奥歯の噛み合わせまで考える必要があったりします。
逆に、
「自分の歯並びはかなり悪いから、マウスピースでは無理ですよね?」
と来院された方でも、詳しく診断するとマウスピース矯正を選択できる場合があります。
だからこそ、見た目だけで簡単に「できます」「できません」と判断するのではなく、まずしっかり診断することが重要です。
たくさんの症例を経験してきたからこそ、簡単そうに見える症例でも油断しない。
これは僕がマウスピース矯正をするうえで大切にしていることの一つです。
「前歯だけ治したい」という相談も多いです
実際の診療で非常に多いのが、
「前歯だけきれいにしたい」
というご相談です。
もちろん、前歯を中心とした比較的軽度のマウスピース矯正で対応できるケースもあります。
ただし、患者さんが気になっているのが前歯だけだったとしても、僕は基本的にお口全体を確認します。
歯は上下で噛み合っています。
前歯だけをきれいにするつもりでも、歯を動かすことで噛み合わせが変わる可能性があるからです。
「前歯だけ治したい」という希望を大切にしながら、本当に前歯だけの治療で問題ないのかを確認する。
ここも歯科医師の診断が重要になる部分だと思っています。
「できれば抜歯したくない」も遠慮なく言ってください
「矯正はしたいけど、健康な歯を抜くのは嫌です」
これもよく聞くご希望です。
僕は治療計画を考える前に、患者さんがどうしたいのかをできるだけ聞くようにしています。
もちろん、可能であれば歯を抜かずに治療できる方法を検討します。
ただ、何が何でも非抜歯にすることが正解とは限りません。
歯を並べるスペースが大きく不足している状態で無理に並べようとすると、希望していた口元にならない可能性もあります。
逆に、診断してみると抜歯せずに治療できるケースもあります。
大切なのは最初から「抜く・抜かない」を決めるのではなく、
最終的にどんな歯並びや口元を目指したいのか。
そこから逆算して治療方法を考えることだと思っています。
僕は「歯を並べて終わり」にしたくありません
僕はこれまで、大手美容歯科でマウスピース矯正だけではなく、セラミック治療などの審美歯科にも長く携わってきました。
その経験から、矯正治療でも単純に歯を一直線に並べることだけをゴールにはしていません。
歯並び、噛み合わせ、歯の形、そして口元全体のバランス。
さらに、
「患者さん自身がどこを一番気にしているのか」
ということも大切にしています。
歯科医師から見た100点と、患者さんが望んでいるゴールが必ずしも同じとは限りません。
だからこそ最初にしっかり話をして、できること・難しいことも説明したうえで、一緒にゴールを決めていきたいと考えています。
「結局、自分の歯はどうなの?」と思ったら相談してください
インターネットでマウスピース矯正について検索すると、本当にたくさんの情報が出てきます。
「抜歯なしでできる」
「前歯だけなら短期間」
「マウスピースでは難しい」
いろいろな情報がありますが、患者さんからすると、
「で、結局自分の場合はどうなん?」
となると思います。
実際、それが普通です。
歯並びも噛み合わせも一人ひとり違うので、ネットの情報だけで自分に合った治療方法を判断するのは難しいからです。
城東タイガースマイル歯科・矯正歯科では、歯並びの無料相談を行っています。
まだ矯正をするか決めていなくても大丈夫です。
「自分はマウスピース矯正できる?」
「前歯だけでもできる?」
「抜歯は必要?」
「期間はどれくらい?」
といったところから気軽に聞いてください。
これまでの経験をもとに、できることだけではなく、難しいこともきちんとお伝えしたうえで一人ひとりに合った治療方法をご提案します。
城東区・今福鶴見周辺でマウスピース矯正を検討されている方は、お気軽にご相談ください。
城東タイガースマイル歯科・矯正歯科
院長 永田