2026年10月23日

こんにちは。城東タイガースマイル歯科・矯正歯科です。
健康のためにお酢のドリンクを飲む。朝はレモン水を飲む。運動中はスポーツドリンクで水分を補給する。
こうした日常の習慣が、飲み方によっては歯に負担をかけることがあります。
気をつけたいのが、
飲食物などの酸によって歯の表面が溶ける「酸蝕症(さんしょくしょう)」です。今回は、むし歯との違いや、歯を守るためにできることをお伝えします。
甘くない飲み物でも歯に影響することがあります
「砂糖が入っていなければ、歯には問題ない」と思っていませんか?
むし歯は、細菌が糖を利用してつくる酸によって歯が溶ける病気です。一方、酸蝕症では、飲食物などに含まれる酸が直接歯に作用します。
そのため、無糖の飲み物でも、酸性が強ければ注意が必要です。「甘いかどうか」と「酸性かどうか」は、別に考える必要があります。
ただし、酸性の飲み物を一度飲んだだけで、すぐに歯が大きく溶けるわけではありません。繰り返し酸に触れる習慣がないかを見直すことが大切です。
お酢・果汁飲料・スポーツドリンクなどに注意
酸蝕症に関係する飲食物には、お酢のドリンク、レモンなどの果汁を含む飲み物、スポーツドリンク、炭酸飲料、ワインなどがあります。
ここでお伝えしたいのは、「これらをすべてやめましょう」ということではありません。
気をつけたいのは、仕事をしながら少しずつ飲み続けたり、口の中に長くためたりする飲み方です。歯が酸に触れる時間が長くなるため、飲む量だけでなく、回数や飲み方にも目を向けましょう。
歯がしみる・先端が透けるのはサイン?
酸蝕症では、冷たいものがしみる、前歯の先端が薄く透けて見える、歯の形が丸みを帯びるといった変化がみられることがあります。
ただし、こうした症状だけで酸蝕症と判断することはできません。むし歯や歯ぎしりなどでも似た症状が出るため、お口の状態を確認する必要があります。
「以前よりしみやすくなった」「歯の形が変わった気がする」と感じたら、知覚過敏だと決めつけずにご相談ください。
歯を守るために、飲み方を少し変えましょう
まずは、酸性の飲み物を長時間かけて飲む習慣を減らしてみてください。口の中で何度も転がしたり、ためたりする飲み方も避けましょう。
飲んだ後は、水で軽く口をすすぐ方法があります。普段の水分補給では水も取り入れ、酸性の飲み物ばかりにならないようにすることも大切です。
また、寝る前に酸性の飲み物を飲む習慣にも注意が必要です。就寝中は唾液が少なくなるため、お口の中の酸が中和されにくくなります。
飲み物以外に、胃酸が原因になることもあります
酸蝕症の原因は、飲食物だけではありません。
胃酸の逆流や繰り返す嘔吐によって、歯が酸にさらされることもあります。胸やけや酸っぱいものが上がってくる症状が続く場合は、歯科での確認に加えて、内科などへの相談も大切です。
受診の際は、普段よく飲むものや、飲む時間帯なども教えてください。原因を考える手がかりになります。
今ある歯を守るために
歯の健康を考えるとき、歯磨きの回数や甘いものの量には気を配っていても、飲み物の酸まで意識する機会は少ないかもしれません。
大切なのは、好きなものを我慢し続けることではなく、歯に負担をかけにくい付き合い方を知ることです。
城東区・今福鶴見の城東タイガースマイル歯科・矯正歯科では、お口の状態や生活習慣を確認しながら、日常で取り入れやすいケアを一緒に考えます。
歯のしみや見た目の変化が気になる方は、お気軽にご相談ください。