2026年10月18日

こんにちは。城東タイガースマイル歯科・矯正歯科です。
「冷たいものがしみるけれど、虫歯はないと言われた」
「硬いものを噛んだ瞬間だけ痛みがある」
「何もしていないときは痛くないのに、食事中だけ違和感がある」
このような症状はありませんか?
実は、こうした症状の原因のひとつに歯のひび割れ(クラック)があります。
歯のひび割れは見た目では分かりにくく、放置すると歯の神経や歯の根に影響する場合もあります。
今回は、歯のひび割れが起こる原因や症状、治療方法、予防について解説します。
歯のひび割れ(クラック)とは?
歯の表面や内部に亀裂が生じている状態を、歯のクラックと呼びます。
歯は非常に硬い組織ですが、毎日の食事や歯ぎしり、食いしばりなどによって繰り返し力が加わります。
その結果、小さな亀裂が生じることがあります。
表面のエナメル質だけにとどまる浅い亀裂もあれば、象牙質や神経にまで達する深い亀裂もあります。
すべてのひび割れに治療が必要なわけではありませんが、症状がある場合は注意が必要です。
歯にひびが入る主な原因
① 歯ぎしり・食いしばり
睡眠中の歯ぎしりや、日中の無意識の食いしばりは、歯に大きな負担をかけます。
② 硬い食べ物を噛む習慣
氷や硬いナッツなどを強く噛むことで、歯に亀裂が生じる場合があります。
③ 大きな詰め物や被せ物
虫歯治療によって歯質が大きく失われた歯は、残っている歯の部分に力が集中し、割れやすくなることがあります。
④ 長年の噛み合わせによる負担
同じ歯に繰り返し強い力がかかることで、亀裂が生じる場合があります。
こんな症状があれば要注意
歯のひび割れでは、次のような症状がみられることがあります。
・噛んだ瞬間や、噛む力を緩めた瞬間に痛む
・冷たい飲み物がしみる
・特定の歯だけ噛むと違和感がある
・痛みが出たり消えたりする
・虫歯が見つからないのに歯が痛む
ただし、これらの症状は虫歯や知覚過敏、歯周病などでも起こります。
症状だけで歯のひび割れと断定することはできません。
歯のひび割れは治療できる?
治療方法は、亀裂の深さや位置、症状によって異なります。
軽度の場合
表面だけの浅い亀裂で症状がなければ、経過観察となることがあります。
歯の一部に亀裂がある場合
状態によっては、詰め物や被せ物などで歯を保護する治療を検討します。
神経まで影響している場合
歯の神経の治療(根管治療)が必要になることがあります。
歯の根まで深く割れている場合
亀裂の状態によっては、残念ながら抜歯が必要になるケースもあります。
重要なのは、ひび割れを早期に発見し、歯を残せる可能性を高めることです。
なお、歯の亀裂はレントゲンやCTでも必ず確認できるとは限りません。症状や噛み合わせ、拡大視野での観察などを組み合わせて診断します。
歯のひび割れを予防するには?
歯を長く健康に保つためには、日常生活での負担を減らすことが大切です。
・歯ぎしりが強い場合はナイトガードを相談する
・日中の食いしばりを意識して減らす
・氷などの極端に硬いものを噛まない
・虫歯を早期発見し、歯質をできるだけ残す
・定期的に歯科医院で噛み合わせや歯の状態を確認する
ナイトガードは歯にかかる負担を軽減する目的で使用しますが、すべてのひび割れを防げるわけではありません。
まとめ|歯の小さなサインを見逃さないことが大切
歯のひび割れは、初期段階では気づきにくいことがあります。
しかし、進行すると神経の治療や抜歯が必要になる場合もあります。
「噛むと一瞬痛い」「虫歯ではないのにしみる」といった症状がある場合は、早めの歯科受診をおすすめします。
大阪市城東区の城東タイガースマイル歯科・矯正歯科では、患者さま一人ひとりのお口の状態を確認し、できるだけご自身の歯を長く残せるような治療を大切にしています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。